『今更だけど気づいたこと』
前は優しかったのに、とか
前はもっと私を優先してくれたのにとか、
もう好きじゃないんだってずっと思って悲しんでたんだけど、
熱が出て寝込んで、苦しんだ時にふと思ったんだよね、
恋人って付き合ったからといってその日からその人の恋人になるわけではないんよ。
特に私と彼には付き合うとかそゆ取り決めとか独占契約とかしない生き方だから分からないところも多いんだけど、
でも、この人は特別なんだって、お互いが合意した日からその人の特別(恋人)になっていくんだと思うの。
付き合いはじめはまだ恋人とは呼べない恋人未満な存在ということ。
付き合いはじめの恋人未満な期間はお互いが不安なもの。
だからお互いが安心を提供し合う必要がある。
『わたしはあなたのことが好きなんですよ、安心してくださいね』と伝え合う手段が頻繁な連絡だったり過剰な好き好きアピール。
それが恋人に満たない関係、恋人未満の期間。
その恋人未満の期間を比較対象にするということは
恋人という関係になりたいわけではなく、恋人未満という関係になりたいだけ。
不安定で未成熟な関係に止まっていたいだけ。
誰と付き合っても誰の恋人になれず、恋人未満の関係で終了の恋愛しかできなくなってしまう。
お互いが安心できる信頼関係が出来上がってはじめて『恋人』
それは無駄にイチャコララブラブチュッチュしている関係ではないんだ。
不安を燃料にした恋愛しかできない人には、退屈に見える関係。
何が言いたいかっていうと、冷たくなったとかじゃなくて、
自然になったんだってこと。
付き合いはじめより連絡は少なくても
付き合いはじめより会わなくなっても
付き合いはじめより優しくなくても
付き合いはじめよりずっとずっと安心できる関係
その安心が心地いいんだ。
その距離感がちょうどいいんだ。
って気がついたの。
ただのポジティブなだけかもしれないけどね、
一度恋人という関係になってしまったら
もう二度と恋人未満の関係には戻れない。
恋人未満の関係がいいだけなら結局
違う誰かにいくしかないんだよね。
でももう無理だから。
彼は私の特別だし、
私は彼の特別だから。
前は優しかったとか前の方がって思う時もあるけど、
これは私たちの人生ゲームが良い方向に進んでいるからなんだ。
きっとそう。
そう思いたい。