『最終章』

自分が安心をしているからといって
私も同じ安心を得ているわけじゃないんだよ。

 

 


安心をしているからこそ『めんどくさい』という気持ちが生じてしまうのかな、

 

わたしはあなたほど安心はしてないんだよ。


だから不安を安心に変えるための連絡頻度が必要だったの

 

不安は日増しに蓄積されている

不安が大きくなるとそれに比例して連絡頻度はもっと必要になってしまう

 

 

日に日に減っていく連絡から感じるのはフェードアウトの恐怖。


不安を感じている側はこのまま連絡が途絶えてしまうんじゃないかって恐怖心に駆られている。

 


諦めていいのか待っていていいのかもわからないから。


相手の気持ちを聞くのも怖くて
前にも行けず後ろにも行けず、右にも左にも行けない。
疑心暗鬼に八方を塞がれてその場に立ち竦むしか選択肢がない。

 


無期懲役でぶち込まれた気分になるんだよ。

待っている側は連絡が欲しいわけではなく、

安心が欲しいんだよ。

 


安心を得ている側が安心をケアしてあげるのが恋愛ではないの?


べつに一日に10回も連絡を入れて欲しいわけじゃないの。


一通のメッセージに安心を込めて投げてくれることもできないのかな


ただ闇雲にメッセージをやり取りしていても安心なんてできない。
『安心を渡す』という意味で一通メッセージを送ってくれれば
私はそれでいい。

 

 

 

今日も苦しいし辛くて死にたい気分でいっぱいだった。