『』

以前、尊敬する人と話した時に

人はくだらないものにハマる。
ゲームもヲタ活も。恋愛もそう。
興味のない人から見れば「くだらない」と思えるものだし、
もっと有益なことにその熱を使った方がいいって自分でわかっててもやめれない。
他人には価値がわからないことだからこそ「尊い」になるんだろうね。

 

という話をした。

ジャニヲタの私にも通ずるものがあってすごく納得した。

 

 

だからゲームをやめて欲しいと思ったり、行動を制限することをしなかった。

 

趣味は大切にするべきなのもよくわかってた。

 

 

 

1日1回しか来ない連絡でも私にはご褒美だった。

スマホが揺れる度にドキドキした。

ちゃんと繋がってるって思えたから。

 

 

寂しがり屋で甘えんぼうでいつも不安な私がこんなに誰かのために理解しようとか思えた恋は初めてだった。

いつも自分の欲求ばかり求めてた。

 

 

 

今日は何回かゲリラ豪雨があった。

 

彼から、出かけたら雨に打たれて最悪だったと連絡が来た

 

天罰だね。

 

と送ったら

いつもなら、そんなもんあるか!

とふざけてくれるのに

 

そうだね。と同調した返事が来た。

 

なんかいつもと違うね。と聞いたら

 

 

『時間の節約』ときた

 

 

この時点で私とのやり取りが無駄な時間だと思われてるんだなと感じてしまった。

 

 

『本当に意味がわからないことには同調することにした。先月オカルトの子に絡まれて痛い目にあった』

 

ときた。

 

先月もわたしは買ったばかりのiPhoneを破壊するほど病んでた。

彼からの連絡が欲しくて苦しかった。

 

オカルトの子なんて初めて聞いた

痛い目にあうほどその子には時間を使ったんだって思ったら

 

 

『お前は無駄な存在』と遠回しに言われてるような気持ちになった。

 

 

 

不安で押しつぶされそうな時、どうしても声が聞きたかった時、話を聞いて欲しかった時

 

全部電話に出てくれなかった。

 

でもオカルトの子は彼に痛い目にあったと思わせるほどコミュニケーションを取れてたんだ。

 

胸が張り裂けそうだった。

 

何ヶ月も前、私たちはずっと話が出来る関係でいたいね。と言った

 

親友だけど時々恋人になれるみたいな関係がすごく嬉しかった。

 

 

もう一週間以上話してない。

 

 

大好きだから尊重したくて理解しようと努力してきた

彼はちゃんとそれをわかってくれてると思ってた、

 

なんにもわかって貰えてなかった。

 

 

頭を殴られたように目眩がした。

私にそれを言ってはいけないんじゃないだろうか。

 

 

正直、私の好きは一途な好きじゃなく

執着だったのかもしれない。



『こんなに我慢したんだからこの先とっても大切にしてもらえる、愛してくれるかも』って期待だったのかもしれない。

 

期待してないと言いながら今傷ついてるのは期待してた証拠になっている。

 

 

 

 

私が全部悪い。

 

許すことは難しいこと。

許すことは愛すること。

 

手放して忘れることはその人を愛する最後の行為だとはわかってる

 

 

もう解放しなきゃいけないのかもしれない、